「あ、まゆ、チョコも好きだったよね?」



「うん!1番大好き!」



「じゃあ龍人にもらいなよ」



さらっと爆弾発言をしてみた。



・・・・・。



突拍子もない言葉にまゆが言葉を失う。



「……え!いや、でもそれは…」



「大丈夫、龍人もそんなにケチじゃないって!いいでしょ?龍人?」



まゆの言いたいことはわかってる。



けど、ここはちょっと強引でも頑張って進めないと…。



「あ、ああ…いいけど…」



「じゃあ私、トイレ行ってくるから後は2人で楽しんで!」



顔を赤く染めた2人を置いて私はトイレの方へと走った。