「陶山、お疲れ」



劇を最後まで通し終わったまゆが戻ってきた。



「ホント!自分にお疲れー!ドレスなんて普段着ないから転びそうで怖かったんだから〜」



私と龍人の目の前で足を広げて座り込むまゆ。



「もー、まゆ?女の子なんだから足閉じて!」



「はぁい」



まゆったら短いスカートでも足開いちゃうんだもん。



私が見てないと心配。