病院に着いて、病室に向かうと…… __ガラッ…! ……母さんの病室に慌ただしく入る、 担当看護師の姿が目に入った。 「ッ……」 ……ッ…嫌な予感がした。 「柴咲さん…!!」 やだ………嫌だよ…… ぎゅっと握りしめた俺の拳は 震えていて…… ……まるでフラッシュバックのように 1年前の記憶を思い出す。 その記憶は…… 最期に雫を見送った……あのときのこと。 この感覚は……あの日に良く似ているんだ。