麻尋は黙りこんで、胸を押さえた。 再びあげたその顔は、さっきとはうってかわり不安そうな、でも怒りにみちていた。 「...どうして言ったの。」 「.........え。」 「どうしていったの!!?」 狂ったように声をあげ、瀬上をにらみつける。 その様子に、すかさず牧野が間にはいる。 「ま、麻尋ちゃん。落ち着いて...。」 必死で麻尋の腕をとるが、すぐに振りはらわれた。