未来都市学




「うそ、じゃないです」

液晶に写ってる男性は舌打ちして私を投げ飛ばした。

「おい、この女どうする」
「知らね。用済みだ。海に捨てようぜ」

今度は髪の毛を捕まれて引っ張られる。
痛くてもがいても離してくれない。
その瞬間体が浮く感じがした。

そして水の音や泡の音が聞こえる。
海に落とされたんだと気づいた時には少しずつ沈んでいた。


(行く先もないし。このまま死んでしまおうか)


上に上がる気力もないし、お母さん、お父さん、みんなの所へ行こうと思いゆっくりと目を瞑った。