孤独な優しい元姫



「「はぁはぁはぁ」」


「こ、ここまでこれば大丈夫よね?」


顔を後ろに向けながら言った


「多分…痛っ…」


「え……?って…どうしたの!その足」


見てみると膝が真っ赤になっていた
あー多分押された時に怪我したのかな?


「多分押された時に…」


「痛そー……保健室行って来な!」


私を保健室がある方向に向け私の背中を押す


「後で教室にちゃんと来てねー!」


「んー」


それだけ言って、私は保健室に向かった