孤独な優しい元姫



「えーん、悠牙ぁ…飛華梨ちゃんが居るぅ…怖いよぉ〜」


悠牙に抱きつき、顔を埋める麗華


あー…チクチクするな…痛いよ…まともに顔が見れない…


「飛華梨?行こ?」


手を差し出してきた沙耶ちゃん


「うん」と言おうとしたとき


「逃げるのか?」


え…?


振り向くと響が私を睨みながら言っていた


「お前…謝れよ…麗華に謝れよ!」


響はこっちに向かってきて私を押した


私はその弾みで尻餅をついた


「飛華梨!」


沙耶ちゃん私の手を掴み立たせてくれた
そして、逃げるように裏庭を出た