「惚けてんじゃね!昨日、お前帰ったと見せかけて
麗華の事、傷つけてたんだろ!」


響……


「はぁ……麗華さんに、またこんな事するなんて…」


皐月……


「消えれば良い…」


黒矢……


「麗華ちゃん大丈夫〜?」


風……


「ヒック……怖かった…の………
飛華梨ちゃんが……飛華梨ちゃんが、
あんたの事邪魔って……
それに、沙耶が消えて良かったって…
でも、なんであんた、消えないのって…」


なに…それ……


「そんな事言って無い!」


思いっきり、顔を横に振る


「嘘ついてんじゃねー!」


バキッ


「うっ」


「くたばってしまえば良いのに」


ゲシッ


「くっ」