孤独な優しい元姫



「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


頭を抱え崩れ落ちる


「「飛華梨!!」」


「うぁぁぁぁぁぁ!消えちゃう!私の光が!
また戻っちゃう!やだ…やだ!戻りたくない!」


目から大粒の涙が滑り落ちる


「飛華梨!落ち着け!」


「そうだ!まだお前には光はある!」


「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


どうしよう………龍くんの言葉も…佑くんの言葉も


聞こえない………


心に響かない…


また、堕ちていく……………底のない……暗闇に


「飛華梨!!!!」


この声……
龍くんでも……
佑くんでもない


声…


ふわりと抱き締められた時感じる
龍くん達に無い


この胸のときめき………


「悠牙…………」


私が、唯一愛した人………


「落ち着け……な?」


あぁ……この感じ………変わってない…


何も……


温もり…


匂い…


「うあっ……ヒック………」


「「!落ち着いた……」」


悠牙の温もりで落ち着いた私


それを、びっくりした目で見る
龍くんと佑くん


「ふぅっ…ヒック……ヒック…………」


突然、襲いかかってきた睡魔


「ゆっくり眠れ………」


頭を撫でる温もりが気持ちよく
そのまま意識は飛ばされていった