孤独な優しい元姫



さ、刺され、た?


沙耶ちゃんは、
顔を歪めながら刺された場所を抑えて


その場に倒れた


「今だ!やっちまえ!」


刺した女は周りの女達に言った周りの女達は
沙耶ちゃんが刺されたことを知らずに
蹴ったり、しゃがんで殴ったりしていた


「おやおや!赤髪の人が倒れてしまいました!
頑張って下さい!」


周りの人達も知らずに応援している
私は、急いでアナウンスの子の所に行った


「頑張ってーーー君!何をするんだ!」


「うっさい!」


私は、アナウンスの子が持っていたマイク取った


「とーーーーーまーーーーーれーーーーー!」


マイクに向かって大きく叫ぶと、
応援していた人達、喧嘩をしていた人達は止まった


私は、倒れている沙耶ちゃんの所に向かった


「沙耶ちゃん!っーーーー!」


沙耶ちゃんは、青白くなっており
目を少し開いていた


あの時の様な光景だった


「あ、ぁ、し、止血」


ポケットに入っていた、真っ白なハンカチを出し
血が出ている所を抑えた


だか、真っ白なハンカチはみるみるうちに
真っ赤になっていった