孤独な優しい元姫



飛華梨side


「チッ……私の飛華梨見てんじゃねーよ」


ボソリと呟いた沙耶ちゃん。


あれ?私、沙耶ちゃんのじゃ無いよね?


てか私を見てんじゃなくて沙耶ちゃんを見てるんだよ


「………無自覚め…」


なんだ?なんて言ったんだ?聞こえ無いよ


すると、二人の男が近づいて来て


「ねぇ、君達〜俺達と良いことして遊ばね?」


え?良いこと!?良いことってなんだろう!


「良い…フガッ」


急に沙耶ちゃんに口を塞がれた


「ごめんなさい、貴方達とは遊べないわ」


ニコリと笑ってUターンしようとすると男達が
私と沙耶ちゃんの腕を掴んで


「おっと、逃さねーよ」


なんでぇ?


「…………きもっ……」


さ、沙耶ちゃん!なんてことを言っているのかね!
言って良いことと悪いことがあるじゃないか!


「あぁ?俺達の何処がキモいんだよ!」


ナ、ナルシストだ!初めて見た!


「ナルシストですかー沙耶ちゃんの言うとうり、キモいですね!」


ニコッと笑って言うと
男達は顔が真っ赤になって肩を震わせてた


「こ、こいつー!調子乗りやがってー!」


手を高く上げた男


な、殴られる!