「飛華梨を外にだしたくなぁーい…狼に襲われちゃうよぉ〜」


狼?沙耶ちゃん頭狂ったのかな?
海に狼居る訳ないじゃん!


あっ!もしかして、言い間違えたのかな?本当は「サメ」って言うはずだったのか?


「……飛華梨…あんた変なこと考えてるでしょ…」


私顔をじとーーと見てくる沙耶ちゃん


「い、いえ!決して沙耶ちゃんが狂ったなだと言うことは考えておりましぇん」


あ…最初と最後噛んだ…


「ふーん…狂ったって思ったんだぁ〜」


あわわ!なんで分かるの!?


「口に出てたからね?」


背後からドス黒いオーラを出しながらニコリと笑った


怖いよ……


「ごめんなさい…」


「うふっ、よろしい!じゃあ行こっか!」


「う、うん!」


私達は更衣室を出た