孤独な優しい元姫



悠牙side


俺等は、響のせいで遅刻した…いい迷惑だ…今日は徒歩通学、運転手の中島が風邪を引いたから


「でねーーーあっ!猫ちゃん!」


麗華が俺の腕を組みながら学校の門あたりを
指差した、見てみると道路の真ん中に猫が寝ていた


「猫ちゃん触り…」


麗華が「触りたい」と言おうとした瞬間、彼奴の声と被った


「愛!」


…飛華梨?


「あ……飛華梨ちゃん……」


「うわー裏切り者の猫かよー良かったな!触らなくて!」


麗華の肩をぽんっと叩きながら言う響


「うん」


そんな会話をしていると


プップーーー


車の音がした…その車は猫の方に向かって走っていた


「愛!」


飛華梨が、叫んだ時にはもう遅かった



ドンッ!



猫が血を流して、倒れてた……
俺はひいた車を見ると運転手はニヤリと笑っていた


何故笑っているんだ?