孤独な優しい元姫



「愛ぃぃぃぃ!………愛も、私を一人にするの…?」


今の私の家族は愛だけ……でも愛も消えちゃう…嫌だ…絶対に……


「愛…………私…愛と一緒に死ぬ…だって"ずっと一緒に居る"って約束したもんね?」


もう私には誰も居ない……それなら…愛と一緒に行けば…いい…よね?


「飛華梨!お願いだから…そんなこと言わないで!」


沙耶ちゃんが後ろから抱きついてきた


「そうだ……お前には俺達が居るだろ?」


「俺等には…お前が必要なんだよ……」


龍くん……佑くん……


「本当……に?」


「「「当たり前」」」


私には…他に"一緒に居てくれる人"が居るんだ……


「よかった………」


安心したのかクラッと目の前がぼやけた


「「「飛華梨!?」」」


そこで、私の記憶は途切れた


最後に見えたのは、焦った顔の龍くん達だった