孤独な優しい元姫



飛華梨side


んー…今日はどうしても、嫌な予感しかしない……
何かが…消えそうな予感……


キーンコーンカーンコーン


授業が始まる予鈴が鳴った


ガラッ


「おい、糞ガキ共座れーって、桜蘭のヤローまた遅刻かよ」


相変わらず酷い言い方をする佑くん


「今日は文化祭の出し物決めるぞー」


文化祭かー…どうでもいいんだよなー


私は、空を見ようと窓を見た


えっ………う…そ……なんで…居るの?



愛………



道路の真ん中に愛が居た


…どうしよう…嫌な予感しかしない…


ガタッ


「どうした?ひか…じゃなくて月見山」


行かなきゃ…行かなきゃ…


ダッ


「「飛華梨!」」


佑くんと沙耶ちゃんが呼んでだけどそんなこと気にしない…


早く行かないと…このことしか頭に入らなかったから


私は、無我夢中で走った階段で、滑っても走った


「愛!」