孤独な優しい元姫



俺は飛華梨の寝ているベットに座り


涙をすくった


すると、飛華梨がなにかを言っていることに気づいた


最初は、何言ってるか分からなかったがだんだん声が大きくなり何を言ってるか分かった


「………愛……して……る…」


愛してる?誰をだ?俺……な訳ねーか…


なんでだ?なんでこんな悲しい気持ちになるんだ?
"俺だけを見て欲しい" っていう気持ちがある……


ふと、気がつくと俺は飛華梨の頬にキスをしていた


幸いにも、飛華梨は寝ていた


……分った……俺は此奴のことがまだ好きなんだ…愛してるんだ…


「飛華梨……愛してる」


それだけ言って保健室を出た