私が歩く地面は

濁った涙

振り返りたくない

ここには私だけがいる


地面は いつも

見知らぬ人に踏まれていく

痛い と声を上げてても

誰も気付いてはくれない

乾いてしまった心は

誰かの涙で潤いを満たしていく