「え、愛音聞いてる?」 「いや、幻聴が聞こえた気が……」 あたしの妄想が幻聴となって聞こえたんだ、きっと。 「え、だから、明日俺と夏祭り行くぞ!」 しかし、今度ははっきりと聞こえた。 『俺と夏祭り行くぞ!』 先輩はそう言った。確かにそう言った。