女子高生が白狐の許嫁!?

「あぁ、わかんねぇーよ。

お前がこいつに本気になる理由がなぁ!

人間の女なんかにうつつ抜かしてる暇があるなら、

自分の腕磨いた方がいいんじゃねぇーか?」

そう叫びながら李斗に向かってくる。

「・・・俺は人間なんか信じない。許さない。


逆鱗の蒼魔刀(そうまとう)!」

「・・・俺はこいつを命をかけて守る。

白蓮乱月(はくれんみだれづき)!」

それぞれの力がぶつかり合う。

真っ青な光と真っ白な光が倉庫内に降り注ぐ。

「・・・くっ。」 「・・・っ。」

お互いの力は互角。

どちらが折れても不思議ではない。

すると、李斗の頭上に無数の剣が出現した。

「・・・っ、お前、俺の技を盗みやがったな。」


「・・・さっきお前が、

この女へラブコールしてる時にな。くくっ。

殺せ!千刃刀(せんばとう)!」

真っ逆さまに李斗の頭へと剣が降り注ぐ。

「・・・魔剣斬撃(まけんざんげき)。」


李斗の声とは違う、低い無感情な声。

その声と同時に李斗の前に大きな黒い影が出現する。

そして、その無数の剣は数秒で粉々に散りゆく。

「・・・随分、遅かったな。



冬青。」