好きだったから・・・・


紗江は夢をみた

なくなったはずの祖父母が
「紗江ちゃん、大きくなったね」と声をかけてきた

「じいちゃん、ばあちゃん会いたかった」とポロポロ泣いた

「じいちゃん達と一緒にいたいいいでしょ?」


顔を曇らせて、駄目だと首をふりほら、紗江を呼んでいる
寂しくなったらまた夢を見なさいと・・・光の方へ突き放した


「じいちゃん・・・」て声をだしたつもりだったけどで
声がでなかった