君と過ごした夏、私が決めた時間。





(――今日は夕方までには雨は止むはず)




確か朝の天気予報でどんより予報に似合わない

明るめの服に身を包んだ
笑顔が素敵なお天気お姉さんが言っていた。



家を出て暫く歩いてから
折り畳み傘にすれば良かったと少し後悔したが


パステルピンクのこの傘が

案外気に入っている為気にしない事にした。





昇降口の前に付き、

屋根のある所に移動してから
傘を閉ざし雨粒を払う。


いくらか紺のソックスや
ローファーの上まで飛んできたけれど、

気にしない事にする。



傘を閉じながら、

そろそろブレザーを着て登校するのは
蒸し暑いなと思った。



駿河原高校の制服は、

白いワイシャツに
紺のブレザーとプリーツスカート、
そこに細めのパステルブルーのリボン。


人によってはシンプル過ぎると
言っているけれど、

私としてはパステルブルーのリボンという所が
ポイントが高かった。