君と過ごした夏、私が決めた時間。

 
 
縄でゆっくりと

力を込めすぎず、
けれど緩すぎず絞められ続けているような、
消せない思い出が私にはある。




高校三年生になった今でも、
それは消えてくれない。

きっと私がこの先、生きている限り抱え続ける気持ちなのだろう。




あの子がそれを望んでいるとは思えない。

思えないけど、


ひと夏のほろ苦い恋愛だとか、

若気の至りだとか、

恥ずかしいけれどいつか笑い話にできるようなそういう類いのものでもない。



ただただ鉛の様に蓄積し続けて、
それを流す場所もないのだ。