満月の夜には

アイ達と別れて、家に帰ると母親が居た


「…………」



私は普段通り、彼女が居ないとき同様に動



彼女も同じように私なんかまるで目に入らないように、こちらに視線を向けるでもなく、ただ札束が入った金だけ置いて部屋を出て行った




「そっか、今日28日……」



彼女の給料日だった

私とは違う所に住んでいる彼女は、髪の毛を巻き、美しく化粧をして、きらびやかなドレスを身に纏い、綺麗な夜の蝶へと姿を変えて出勤する


なかなか売れているらしい


………封筒の中身から察しただけだけど



本当はキャバ嬢より、もっと酷い仕事をしているのかもしれないし…