満月の夜には

「ミズキまた痩せたんじゃない?」


アイは本当に心配そうに言う


「んー、測ってないからわかんない」


ご飯も不規則に食べる生活では、確かに痩せるのかもしれない


「よっし、飯食え飯!!今日は俺が払ってやる!!」

「きゃーハジメ君かっこいいー」


鼻の穴を大きくして言い切るハジメに、棒読みのアイ

そんな2人が懐かしくて、頬が緩む



「「……………」」



突然私を見て黙り込む2人

え、何……



「……ミズキが笑った」



私だって面白いことがあったら笑う

これでもまだ人間やってるつもりだし



「今日はね、ミズキが元気ないってハジメが言うからさ。久しぶりに3人でご飯食べたら元気出るかなって誘ったの」


突然ごめんねって、眉を下げる