満月の夜には


また、ただいまも言わずに部屋に入る


シャワーを浴びると、他の女子高生に比べれば少ないであろう私服の中から白い花柄ワンピースに見を包んだ


耳にはあのピアスを付けて







「いらっしゃいませ。何名様ですか?」



軽快な音楽と、営業スマイルを浮かべる店員

待ち合わせの場所であるファミレスに、既に2人は来ていた



「ミズキ~!」


アイがにこにこしてこちらに手を振る

私がそちらに向かうと、アイは私を隣りに座らせた



「久しぶりアイ」


アイに会うのは結構久しぶり

頭が良いアイは、私とハジメとは違う学校に行ったため疎遠になっていた


……パパが死んだ時にもう疎遠になっていたけど