(これは、永遠君の優しさを知っていた上で 他の人と一緒になって虐めた ――救う勇気のなかった私の、 自業自得だ。) 永遠君と美唄ちゃんをメールのなぞなぞで繋げたのは、 少しばかりの罪滅ぼしのつもりだった。 そんなことを考えていると、 夜が更けていく。 その時私は、幸せの流れ星が通っていくのに、 気付くわけもなかった。