「お前、それ……」 「なにも言わないで」 恥ずかしいから。 「…………行くぞ」 「へ⁉︎」 ソウくんは私の腕を掴んで海に入っていった。 足の長さの違いでソウくんが普通のスピードても私はキツイ。 小走りしながらついていく。 いつもはソウくんがゆっくり歩いてくれてるんだとわかった。 「そ、ソウくん‼︎」 ソウくんは私の声を聞かずどんどん奥に進んでいく。 「ねぇ‼︎ソウくん‼︎」 深い深い‼︎ 足ついてないよ‼︎ こわいよ‼︎