ange~天使が恋した王子様~


「なんで謝りあってんだ、俺ら」


「ほんと。変なの」


「あ、海行くってさ」


「………‼︎」


「杏?」


「え、いや、あ、うん、わかった!着替えるね」


「……ん」

明らかにおかしい私に、少し不思議そうな顔をしてソウくんは部屋を出て行った。