ange~天使が恋した王子様~



「わかったわ。今日は休む。夕飯お願いできる?」


「………はい」


「杏樹は本当に心配性ね」


「…………大きな声出してごめんなさい」


「いいのよ。私こそごめんなさい」

私は首を振った。


「さ、私は自室でお昼寝でもしようかしら」

明るく言ったお母さん。


「はい」

私は小さく頷いた。


「じゃあよろしくね、杏樹」

私に優しく笑ったお母さんは自室に入って行った。