ガララ 「あ、杏樹」 「遅くなってごめんなさい」 「いいのよ、来てくれてありがとう」 それから、退院の手続きを終わらせまた病室に戻ると、お母さんはもういつでも出られるようになっていた。 1日しか入院していないお母さんはほとんど荷物がない。 「それじゃあ、帰りましょうか」 「はい」 私たちは病院を出て、タクシーを拾い、家に帰って行った。