「お待たせ」 男の人の声にパッと顔を上げる。 すると男の人は急に顔を上げた私を驚いた顔で見て私の奥の女の人のところへ駆け寄った。 「もー遅いよぉ」 「わりー」 「行こ?」 そんなやり取りをして腕を組んで歩いていく2人。 私は肩を落として携帯を見た。 "17:56" 「遅い、な…」 ソウくん。 私、待ってるよ。 待ってるから、 早く来て……