ange~天使が恋した王子様~



「うん、でもすぐ終わるから」


「なら、私も一緒にっ」


「いいよ」

棗の声を遮って言った。

本当は嫌だけど、このまま続けてたら埒があかない。


「杏っ」


「ありがとう。じゃあ行こっか」


「うん」

"大丈夫だから"

棗に小さく言って、私は彼女の後に続いた。