2ヶ月なんて早いもので、修学旅行は明日に迫っていた。 学校から早く帰り荷物の確認をしていたとき。 「杏ーーー?」 紗江さんが下から呼んだ。 「はーい」 「ちょっと来て〜」 私はリビングに向かった。 「紗江さん?」 紗江さんが手紙を持って近づいてきた。 「これは……?」 白い封筒。 だった、ようだ。 よくわからないのは、これが随分古いもののようで黄ばんでいて少し透けていたからだ。 でもシワが全然ついていないことからすごく大切なものだということはわかった。