「いって、きます」 A.M.7:20 「大丈夫なの?学校なんて行って…今日は休んだらどう?」 「大丈夫です、行ってきます」 「……わかったわ、行ってらっしゃい」 少し、困ったように笑った紗江さんに申し訳ないと思いながら私は家を出た。 この時間なら、ソウくんは駅についているだろう。 あ、でも…教室に入ったら結局席が… 最悪…