ange~天使が恋した王子様~


「………」

私を見て、固まるソウくん。

私は首を傾げた。


「………行くぞ」


「え、どこに…」

それだけ言ってドアから出ようとするソウくんを止めた。


「晩飯、食ってないだろ?」

振り返って言われる。


「そうだけど…」

寝てたし…


「なら、いいだろ?」


「………カバン、とってくる」

私は部屋でカバンと袋をとってミュールを履いて家を出た。