「なー、どこで見る?」 「屋上は?」 「あそこ、人多くね?」 「あーそっかーなら、プール行く?」 「入れんの?」 「………たぶん?」 「なんだそれ」 ソウくんはそんな私の返答を苦笑で返した。 「まぁ、なんとかなるよ」 「んじゃまぁ、行くか」 私たちがプールの前に行くと、運良く小さく門が開いていた。 やった、入れる。 私たちはプールに入って行った。