「おはよ、杏」 「おはよ、棗」 「今日で最後かぁ〜」 「うん、短かったねぇ」 テラスに座って棗とのんびり話していると… 「お、珍しく杏が起きてる」 「ソウくん!…おはよ」 「はよ」 「てか、珍しくないから」 「いっつも寝てんじゃん」 「そんなことないもん!」 「はいはい、あんたたちは朝から言い合いしないのー」 私がソウくんに言い返すと、棗に止められた。 「………はーい」 ソウくんはいじけたように返事をした私を笑ってから私の隣に座った。