「ほら、行こ‼︎」 私は思いっきりソウくんの腕を引っ張って波が当たるところまで来た。 「おい、杏‼︎」 ソウくんがそう言って私を止めようとしたけど私は聞こえないふりをした。 パシャ 「はー気持ちー」 私は波に当たりながら言った。 「お前なぁ、なにすんだよー」 「昼間のお返しだよー」 私はふふ、と笑って返した。