「いらっしゃいませ」 マスターの声で我に返った。 「おー!ミユ久しぶり!!」 声のする方を見るとこちらに手を振っている長身の男がいた。 「うん、久しぶり!」 この人はリュウ。 私が一人で夜の街を歩いていたところを 「この店でゆっくりしていけば?」って声をかけてきてくれた。 とっても優しい人。