近くにあったベンチに3人で腰掛けた。 「悔しいなー。今回は絶対に勝てると思ったのにー!」 手を上に伸ばしながら、悠が言った。 「惜しかったよね。」 羽月がこたえたとき、 「ごめん!!遅れた!」 瞬が遠くから走ってくるのが見え、3人は手を振った。 「俺、飲み物買ってくんね!」 悠は飲み物を買いに行き、