「だったら、ここで待ち合わせれば良かったのに。」





夏音と瞬はシートに座り、瞬の用意した昼食をとった。
お互いの学校での聞くのは初めてで、いつまでも話していられそうな気がした。










午後の授業の始まるチャイムが聞こえる。






「サボるか!」



瞬は横になった。





「じゃあ・・・」




夏音が立とうとすると、瞬は腕を引き夏音も横にさせた。
ちょうどいい日陰で昼食後の2人は眠たくなった。





スヤスヤ寝ている瞬を見ながら、




「瞬、ありがと。」




夏音は声をかけた。