入れ代わりで入って来た先生と、前々から出場する事が決まっていたコンクールの為に、選曲をする事になった。

相談しながら選んでいくのだろうと思っていたのに、弾きたい曲を弾くのが一番自分の気分がのるからと、弾きたい曲を何曲か選ぶように言われ、練習もそこそこに切り上げ家にある楽譜を漁る。

あれもこれもと、目移りしては私の心は躍る。

色んな曲を弾いてきたからそれぞれの曲にエピソードや思い入れがあり、楽譜を見ては思い出す。



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