またなと言った時のあの笑顔は嘘だったの?


隼人を慕う私の気持ちが重荷になった…?


途中で居なくなるくらいなら、施設を去るのを機に縁を切ってくれたらよかったのに…



私の心の大半を占めていた隼人の存在は、周りが思っているよりも大きかった。



それから学校へ行き、帰ってきてピアノの前に座りと何となく過ぎていく日々を過ごしている時に先生が現れた。

何年も前から、私を引き取る準備をしていて、やっとの事でめどがついたから迎えに来たと…



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