栞
『ねぇ、華原さん助けてあげようか?』
華原 由美
『っ!!』
驚くよね、あの小心者で臆病の私が詰まることなく言葉を並べるんだから
華原 由美
『助ける?』
栞
『そう、助けるの』
華原 由美
『・・・らない、・・助けなんて要らない』
栞
『・・じゃあ、どうするの?』
華原 由美
『復讐してやるのよ玲瓏に』
復讐、ね
ふざけんなよ、馬鹿でしょう
栞
『復讐なんて馬鹿げたことやめれば?』
私の忠告に無視をし歩いていった華原さん
いや、聞かなかった
それは、NOとして受け取っていいよね
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