何も言わず淡々とオムライスを作っていく翔。


そんな姿もかっこいいな~なんて思ったり。


すると私のスマホが鳴った。


あ、杏里だ。


明日の時間割なにか教えて欲しい (´・ ・`)


ほんとに可愛い返信の仕方するよ。


私はソファーから立ち上がって自分の部屋へ時間割を見に行こうとした。


「なあ」


すると突然翔が私に話しかける。


「な、なに!?」


「メールの相手誰」


誰と言われましても…。


「別に翔に言うことじゃ」


だって杏里だし。