「やだ‥‥叫ばないで!!」

「‥‥スズちゃん?」

「‥‥ハッ!」

「‥‥び、びっくりした。急にしゃがみこんでいやーっていうものだから‥‥」

ユメちゃんはほんとに震えている。

「ご、ごめんね。多分聞き間違えかな」

「そ、そうなの?」

「うん。」

すると、ユメちゃんはそっと胸をなでおろした。

『ホントは後ろにいるんだよ』

そう言われて後ろを振り向くと人の影があった。

『スズ貴方を消さなきゃ‥‥』

そして、影が私に手が伸びてきて首を締めようとする。私は怖くなって目を瞑ると

ギュッー

腕を引っ張られ

「スズ!全力で走れ!」

そう言われて思わず全力で走る。腕の引っ張られる方向へ‥‥

そして、ついた先は






あの古ぼけた校舎だった