「ゆらは俺達をなんだと思ってんだ?刈谷組だぜ?50人くらい、 余裕。すぐ助けるから、待ってろ。」 そのとたん周りの男達が騒ぎだす。 「刈谷組!?」 「聞いてないぞ、そんなこと!」 刈谷組って、そんなおそれられてるの? 長原さんは刈谷組が何のことだかわかってないのか、突然怖じけだした 男たちに動揺している。 「そんな、いくら泉様が強くても50人もいるー...」 そう、言っただけで。 ドコッバキッ... あっという間に数人の男達が気を失っていた。