COOKING GIRL. (完)



そうじゃないと二人も入らないから仕方がないことなんだけど...。

は、恥ずかしいからはなしてほしい...。




「泉様ー...」




会長が泉のことを呼んでいく。そしてだんだん声が遠ざかって部屋のドアが閉

められる音が聞こえた。



ヤバい、今顔絶対真っ赤だ。



ガラララ...



ゆっくり棚の扉を開けて、泉が先にでた。

その後ろについて棚からでた。あ、暑かった...。



「大丈夫か?ちょっと狭くて首つった...え。」


振り向いた泉がびっくりするのもわかる。

私の顔は今真っ赤だからだ。なんで、泉はそんなに平気なの。


私ずっと泉に抱きつかれて、恥ずかしくてたまらなかったよ。