「なんか、スゲー泉静かだな。」 「ゆらちゃんの話じゃないからじゃない?」 「あ、なるほど。」 そんなことを話していたとき。 「ねぇー!もうすぐ時間だよ。出よう!」 水鉄砲で遊んでいた二人が戻ってきた。 「じゃーゆらちゃん早く戻ってきてよー。」 「はーい。」 更衣室前で別れて、プールが終わった。 ほんのすこし、泉の心が動いた初めて五人で遊んだプールは、 最後まで賑やかだった。