「ほんとだ。いつのまに。すこしだけ積もってるよ。ホワイトクリスマス だね。」 悠の作った小さなビッシュドノエルを食べながら窓を覗きこむ。 それにしても悠ってケーキまでつくれるんだ。 窓の外は地面は一面真っ白。 すごく、綺麗だ。 「ねぇ悠...。」 あぁ、この時私が。 「ちょっとだけ外でない?」